7月30日～8月2日、東京ビッグサイトにて開催された「下水道展’24東京」ならびに7月30日開催の「GeマッチングBig」に出展いたしました。

下水道展とは

地方公共団体等を対象に、全国の下水道関連企業（団体）が下水道に関する幅広い分野の最新技術・機器等の展示・紹介を行う、下水道分野における国内最大規模の展示会です。今年は4日間累計で5万人近くが来場されました。

弊社ブースについて

弊社では、和饗グループ4社（共和化工、共和メンテナンス、キョウワエコテック、和饗エコファーム）で、「大地に活力を～ようこそ、下水道農園へ～」と題し、コンポスト化技術から農業利用へ、さらに食へ繋げる事業「循環型農業事業」を中心に紹介し、下水汚泥肥料の効果をより深く知っていただけるよう展示いたしました。

今年は規模を拡大し、開放的なブースにいたしました！
またテーマにもあるように農園をイメージしたデザインです。大地を表す橙色、植物の緑色、そして空の青色を基調としております。

展示物について

和饗グループでは「水処理事業」・「資源リサイクル事業」・「循環型農業事業」の3つの事業展開を行っており、これら事業について展示しました。そして昨年、大変注目されました「YMひまわりくん」模型を今年も展示！

弊社が独自で開発した超高温好気性発酵技術を応用した密閉型発酵装置です。本装置の特徴である外胴回転がスイッチ一つで再現可能で、外装は透明仕様になっております。更に、今年は缶体内が光る仕組みにし、更に発酵物の動きや仕組みが分かり易く、ご覧いただける模型です。興味を持っていただいた方が多く、大変嬉しく思います。

また、下水汚泥肥料を利用し、栽培した農作物やその加工品も展示いたしました。農作物では全国各所の自社農場で栽培された新鮮な夏野菜を中心に展示しました。加工品では日本酒、干し芋、お米、更には花のデンファレを展示。農作物の栽培のみならず、新たな付加価値を付ける「六次産業化」にも取り組んでいることを知っていただける機会となりました。

そして弊社ブースへご来場の皆様には、ノベルティとして干し芋をお配りいたしました！和饗グループの和饗エコファーム(株)では、茨城県下妻市で汚泥肥料を使用したかんしょを栽培し、自社工場にて干し芋に加工しております。今回も下水道展用にコンパクトサイズのパックにオリジナルラベルを付けております。

オンラインショップでも購入が可能ですので、是非ご覧ください！

 

併催企画「GeマッチングBig」

7月30日に開催された併催企画「GeマッチングBig」は、下水汚泥の肥料利用と太陽光発電をテーマとした大規模マッチングイベント・情報交換会です。

共和化工(株)では、茨城県でのSDGsの取り組みについての紹介、今年の2月から肥料化処理を開始した「琵琶湖流域下水道高島浄化センターコンポスト化事業」についての紹介をパネルでご説明しました。

短い時間ではございましたが、多くの方に足を運んでいただき、弊社の取り組みを知っていただける良い機会となりました。

 

最後に

展示会中は、暑い中ではございましたが、自治体の方々をはじめ、下水道関連企業にお勤めの方、夏休み中の学生や親子連れの方など様々の方々がブースに足をお運びいただき、誠にありがとうございました。

この場を借りて感謝申し上げます。

これからも弊社は、下水汚泥をはじめとしたバイオマスを肥料化し、更には農業利用のみならず食へと繋げ、資源循環型社会が構築されるよう全社一丸となって取り組んでまいります。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

共和化工(株)　スタッフ一同