● 設立目的
日本ワンヘルスサイエンス学会、株式会社千葉県食肉公社、APSジャパン株式会社、株式会社シーズテック、および共和化工株式会社は、2022年9月25日に「みどりの食料システム戦略」の4課題に応えるため、研究開発プラットフォームを設立しました。
このプラットフォームは、農林水産省が2050年を完成目標とする以下4つの課題「みどりの食料システム戦略」
① CO2, CH4ガス等温室効果ガスの発生抑制
② 廃棄物処理を含む循環型農水畜産
③ 耐性菌を生む抗菌剤等によらない疾病対策
④ 動物福祉の推進
と解釈し、これらの課題のブレークスルーを目指すための研究開発を行います。自然は40億年に渡る生物の進化と多様性を通じて、食物連鎖や感染症連鎖のシステムを進め、生成と消滅をくり返し、栄養・エネルギー・資源の環境循環を維持してきました。
本研究開発プラットフォームでは、これらのシステムを生かして、4課題を解決するモデル系を作成・実証し、その普及を図るとともに、この分野で活躍できる人材を養成することを目的といたします。
● 当社の役割
共和化工株式会社は、超高温好気性微生物を用いた資源化技術および循環型農業事業の民間事業者として産官学連携をさらに推進するため、本研究開発プラットフォームの管理運営機関として参画しております。
本研究開発プラットフォーム参画メンバーは現在の農水畜産業を持続可能でさらに発展させたものへ変えて次世代へ引き継ぐべきという考えを共有しております。当社も責任をもって協力し、社会実装へ向けて邁進して参ります。
● 当社の資源化技術のご紹介
https://kyowa-kako.co.jp/information/1097/
研究開発プラットフォームは、産学官の連携、異分野融合の推進をめざす「知」の集積と活用の場®の取組の一つであり、民間企業、生産者、大学、研究機関、非営利法人等の多様な関係者が組織、分野、地域等の垣根を超えて連携し、新たな商品化・事業化を目指して共同して研究開発に取り組むオープンな活動母体です。
既存の研究事業では実施できなかった、農林水産・食品産業の従来の常識を覆し、新産業の創出に繋がるような革新的な研究開発等を推進します。
出典:「知」の集積と活用の場 産官学連携協議会 https://www.knowledge.maff.go.jp/about.html
本プラットフォームに関するお問い合わせは、
事務局担当(以下のメールアドレス)にお問い合わせください。
共和化工株式会社 プラットフォーム事務局
担当:松澤