「自然の水を取り戻す」ことをテーマとして汚水処理問題に取り組み、他社の追随を許さぬ優れた技術、“共和式二段酸化法”を開発し、
公共下水処理、一般産業廃水等各分野の水処理施設を建設し、公害防止に努めて参りました。
なかでも、食肉センターの汚水処理においてはパイオニアとして独自の境地を確立し現在においてもトップシェアを築き続けています。
1.4-ジオキサンは国際がん研究機関によりGroup2B(人に対する発がん性が疑われる)に分類されており、現在中央環境審議会水環境部会において、排水基準値を定める審議が行われております。
1.4-ジオキサンは生分解性に乏しく、通常の活性汚泥処理等の生物処理、凝集沈殿、砂ろ過等では除去ができません。また活性炭による吸着処理も吸着効率はあまり高くありません。現状ダイオキシン類分解処理等で実績のある促進酸化法が最も効果のある処理方法となっています。
共和化工ではオゾン+過酸化水素による促進酸化法にて、1.4-ジオキサンを分解除去します。この促進酸化法は紫外線を併用しないためイニシャルコスト・ランニングコストが低いこと、自動運転により安定して処理ができることが特徴です。