現場の声を活かした施設づくりをする!
設計本部 森田 和輝
令和2年3月に龍谷大学 理工学部 物質科学科を卒業し、共和化工へ新卒入社。
熊本県の水処理施設で工事現場の研修を10か月受け、現在は本社にて設計業務を学んでいる。
今後は施工者や維持管理者が管理しやすく、環境負荷が少ない施設設計をすることが目標である。
- 入社の理由を教えてください。
- 大学時代に、「自然環境・リサイクル」について学んできたため、就職先は「自然環境・リサイクル」に対して力を入れている会社に就職しようと決めていました。共和化工は、水処理施設の設計・施工・維持管理だけでなく、処理過程で出た汚泥も堆肥として自社の農場に提供し、育てた野菜を自社の飲食店に提供する「環境リサイクル事業」を行っていることに関心を持ち、入社することを決意致しました。
- 現在の業務内容は?
- ●熊本県合志市にて、建設中の水処理施設で研修(10か月間)
・各打合せ(先輩と同行)
・申請書作成
・現場管理 等
●茨城県笠間市に建設予定である水処理施設の設計
・各打合せ(先輩と同行)
・図面作成
・機器選定 等
- 仕事でおもしろい、楽しい、やりがいがあると感じる瞬間は?
- 入社当初では分からなかったことでも、それぞれの役割を本質的に理解しながら業務を行うことで、仕事がおもしろい、楽しいと感じます。また現場研修の際には、打合せ等を通してモノが出来上がっていくのを実際に目で見えることにやりがいを感じます。
- これから共和化工で取り組みたいことは?
- ・様々な水処理施設の施工現場や維持管理現場に直接伺い、現場の声を積極的に設計に取り入れる
・設計技能を向上させ、建築施工者が施工しやすく、維持管理者が楽に長期間使用できるような、心配りのある設計を作成すること
・自然環境に配慮し、必要以上の能力を要する機械の選定やメンテナンス頻度を極力抑えた施設の設計
- これから共和化工で取り組みたいことは?
- 下水汚泥からできた肥料、堆肥化施設と聞くと悪いイメージが先行してしまいますが、実際にはこれからの社会には必要な施設であり地域と共生できる施設だと業務の中で実感してきました。今後は他部署とも連携をとりながら農家の方や施設にヒアリングを行い、堆肥化施設導入による効果を可視化していきたいです。また、この業務の有用性を自分自身の言葉でプレゼンできるようにしていきたいと思っています。